電子レンジ
お墓参りの帰りに自宅に戻ってから、また、「ついでに」と言いだしたので2人で嫌だなという空気が漂ったけれど、義母の粒子様は相変らず空気も読めず気づいていない。電子レンジを古いのと新しいのを入れ替えて置いてほしいと言われて、そんなことは買ってきた時にやったらいいのにと思っていたら、業者に運んでもらって、設置してもらえなかったようだ。「設置してもらったらお金が掛かるから駄目よ」と言って、あれだけ「お金がある」と言っておきながら矛盾すると思いながら、豆男さんは、「重いよなあ」とぶつくさ言っていた。
もう、用事なんてやりたくないなって思っていたから、顔に出ていた。宿の予約の時にも散々怒りまくっていたのがあったので、その延長でもう関わりたくもないというのが私たちの正直な気持ちだった。なにしろ、「ゴールデンウィークにしないと困る」と言いだしたのは粒子様だ。別の週にしてくれればいいのに、言いだしたら聞かなくて、「この日でないと困る」と何度も言ったたため右往左往していた。自分でやったらいいことも押し付けるばかりで、聞いても判断ができず不手際が続き、関わるとろくな事がないなと裏で2人でぼやいていたから、まだ、こうやって用事を言いつけられるのは嫌だなあ…という空気が豆男さんと私に流れていた。渋々、電子レンジを取り出していた。
その前の日に砲子さんが来ていたと言う話を聞いたため、どうしてそっちに頼まないんだろうと思ってしまった。少し前に変な現場を目撃してしまったことがあるから、そのせいで砲子さんにあまりいい感情を持っていないため、かなり嫌々やっていた。
用事は私たちに押し付けて、食事会とかには私たち抜きで他の親族とは区別されていた。完全に使用人か便利に使える人間としか思われていない。ムッとした気分も手伝って、豆男さんはぼやきながらやっていて、粒子様が「お金があるのよ」といきまいていた時代に色々嫌味を言われたこともあって、「業者に頼めばいいじゃないですか」と、つい言ってしまった。粒子様はさすがに2人が怒っている様子に気づきだし、後ろでおろおろしていた。はさみを取りに行くのも困った顔をしていたが、私たちは今までの恨みつらみも重なって、かなりぼやいていたと思う。電子レンジを台に乗せた時に台の中を開けて唖然とした。
「なんだ、これ。こんなものを取っておいて」と豆男さんが怒り出した。変なプラスチックの容器がいっぱい詰まっていて、
「捨てろ」と怒り出した。こういうのがいっぱいありそうだなと呆れながら見ていたら、何を思ったのか、
「それをついでに片付けて」と言い出して、この人はつくづく、ずうずうしいのかも・・と思いながらあきれてしまった。
「だから、ついでにそう言うのを片付けてよ」とここぞとばかりに何度も言い出した。豆男さんは「また言ったよ」と言う顔で苦い顔をしてまるっきり無視していたのに、さらに3回繰り返して、「やってくれないと困る」と言い続けていた。まだ、この期に及んでそう言えるずうずうしさがすごい。この空気を読めないんだろうか? 宿の件でただでさえ機嫌が悪いのに、更にそう言ってこの空気感をどうしてくれる・・という感じだった。
その後にコンセントが上の方にあり届かないという問題が出てきて、「この台に置いて」とぐらぐらする台を持ってきて「その台では無理だろう」と言っても聞いていなくて、仕方なく一度置いてみたけれど、届かなかった。延長コードが短いのしかなかったので、
「買って来いよ」と仏頂面で豆男さんが言っているのにもかかわらず、買いに行くのが面倒くさいのか、あれこれ台になりそうなものを持ってきて、試してみたけれど無駄だった。2人が疲れながらも呆れて見ているのに気づかずに、まだ、「プラスチックとか台所を片付けてくれ」と都合のいいことを言い始めていて、豆男さんは怒りながら古いほうの電子レンジを片付けていた。
家に帰ってから、
「なんで、2人が怒っているのに気づかないんだろうね」と言ってしまった。二人とも、もう見放した後だったし、何より、宿の件で「ゴールデンウィークを外してくれたら楽なのに」と何度も言ったのに、「どうしてもそうしてくれないと」と粒子様が言った為に、「そんなに言うなら自分でやればいい」と豆男さんが提案しても、「やってくれなければ、私だと駄目だし」と逃げるように断ってきて、かなり怒っていたのだ。ずっと、ほっておいたのも自分だし、人に頼んでもその苦労も分かろうともしていない。だから、関わりたくないのに・・と2人でため息をついた。
もう、用事なんてやりたくないなって思っていたから、顔に出ていた。宿の予約の時にも散々怒りまくっていたのがあったので、その延長でもう関わりたくもないというのが私たちの正直な気持ちだった。なにしろ、「ゴールデンウィークにしないと困る」と言いだしたのは粒子様だ。別の週にしてくれればいいのに、言いだしたら聞かなくて、「この日でないと困る」と何度も言ったたため右往左往していた。自分でやったらいいことも押し付けるばかりで、聞いても判断ができず不手際が続き、関わるとろくな事がないなと裏で2人でぼやいていたから、まだ、こうやって用事を言いつけられるのは嫌だなあ…という空気が豆男さんと私に流れていた。渋々、電子レンジを取り出していた。
その前の日に砲子さんが来ていたと言う話を聞いたため、どうしてそっちに頼まないんだろうと思ってしまった。少し前に変な現場を目撃してしまったことがあるから、そのせいで砲子さんにあまりいい感情を持っていないため、かなり嫌々やっていた。
用事は私たちに押し付けて、食事会とかには私たち抜きで他の親族とは区別されていた。完全に使用人か便利に使える人間としか思われていない。ムッとした気分も手伝って、豆男さんはぼやきながらやっていて、粒子様が「お金があるのよ」といきまいていた時代に色々嫌味を言われたこともあって、「業者に頼めばいいじゃないですか」と、つい言ってしまった。粒子様はさすがに2人が怒っている様子に気づきだし、後ろでおろおろしていた。はさみを取りに行くのも困った顔をしていたが、私たちは今までの恨みつらみも重なって、かなりぼやいていたと思う。電子レンジを台に乗せた時に台の中を開けて唖然とした。
「なんだ、これ。こんなものを取っておいて」と豆男さんが怒り出した。変なプラスチックの容器がいっぱい詰まっていて、
「捨てろ」と怒り出した。こういうのがいっぱいありそうだなと呆れながら見ていたら、何を思ったのか、
「それをついでに片付けて」と言い出して、この人はつくづく、ずうずうしいのかも・・と思いながらあきれてしまった。
「だから、ついでにそう言うのを片付けてよ」とここぞとばかりに何度も言い出した。豆男さんは「また言ったよ」と言う顔で苦い顔をしてまるっきり無視していたのに、さらに3回繰り返して、「やってくれないと困る」と言い続けていた。まだ、この期に及んでそう言えるずうずうしさがすごい。この空気を読めないんだろうか? 宿の件でただでさえ機嫌が悪いのに、更にそう言ってこの空気感をどうしてくれる・・という感じだった。
その後にコンセントが上の方にあり届かないという問題が出てきて、「この台に置いて」とぐらぐらする台を持ってきて「その台では無理だろう」と言っても聞いていなくて、仕方なく一度置いてみたけれど、届かなかった。延長コードが短いのしかなかったので、
「買って来いよ」と仏頂面で豆男さんが言っているのにもかかわらず、買いに行くのが面倒くさいのか、あれこれ台になりそうなものを持ってきて、試してみたけれど無駄だった。2人が疲れながらも呆れて見ているのに気づかずに、まだ、「プラスチックとか台所を片付けてくれ」と都合のいいことを言い始めていて、豆男さんは怒りながら古いほうの電子レンジを片付けていた。
家に帰ってから、
「なんで、2人が怒っているのに気づかないんだろうね」と言ってしまった。二人とも、もう見放した後だったし、何より、宿の件で「ゴールデンウィークを外してくれたら楽なのに」と何度も言ったのに、「どうしてもそうしてくれないと」と粒子様が言った為に、「そんなに言うなら自分でやればいい」と豆男さんが提案しても、「やってくれなければ、私だと駄目だし」と逃げるように断ってきて、かなり怒っていたのだ。ずっと、ほっておいたのも自分だし、人に頼んでもその苦労も分かろうともしていない。だから、関わりたくないのに・・と2人でため息をついた。


