威張る訳
人が聞きたくない話には、愚痴、病気のことや景気が悪いなど暗い話、自慢話などがあるが、義母の話を聞いて楽しかったことは一度もない。義母の話は、愚痴と自慢話のオンパレードで、その上長いからである。
あるとき、どうしてこんなに不愉快な気分になるのだろうと考えて、義父も見栄っ張りで威張りたがりなところがあるため、威張る話をすることもあるが、世間話の間にちょこっと挟むくらいで、そのうえ、もともと頭の回転が速く、その場の空気を読める人だから、こちらがむっとしていたりしらけているのがわかると止めてくれる。そして違う話をしてくれるが、義母はだめなのだ。
まず、空気が読めない。相手がどんな顔をしているか気づかずにべらべらと喋り続けるのである。自分が楽しいから、相手も楽しいだろうと思い込んでいる。そして、世間話だけではなく大事な話をしているときでさえ、威張れるポイントがあると無理やりそっちに話をもっていってしまうのだ。話を戻そうとしても無駄である、自分が楽しい話をしているのになんて失礼な人なのだろうという顔をして、まだ続けようとするのである。
豆男さんや親戚のおばさんは要領を得ているもので、話の重要そうな単語だけしか聞いていない。適当に相槌を打って重要単語になると聞き返すという方法で苦痛な長話を聞いているのだ。
ところが、私はそれが出来ないのだ。実の親ならやっているかもしれないけれど、やはり遠慮や気兼ねがあるのである。
どうして、威張る話が多いのか気になったので考えてみた。どうも、自分の家の方が上の立場でありたいという意識が強いようだ。私は、どちらの家も、さらっとそれなりの距離を置いて付き合いたいタイプなのでそれが気に入らないらしい。
「まぁ、すばらしいですわ」「やはり鳩賀家は違いますわね」とか言ってヨイショしてもらいたいらしい。けれど、それをしないので、自分たちが認められていないと思って、その反動でウチを見下す発言を繰り返して、威張る話をして認めてもらいたいのかもしれない。でも、逆効果になっている。
ヨイショしたり取り入ったりすることが苦手なので、私の性格を変えるわけにはいかないため、難しい。それに、義父はともかく義母のほめるところを探したけれど……。
あるとき、どうしてこんなに不愉快な気分になるのだろうと考えて、義父も見栄っ張りで威張りたがりなところがあるため、威張る話をすることもあるが、世間話の間にちょこっと挟むくらいで、そのうえ、もともと頭の回転が速く、その場の空気を読める人だから、こちらがむっとしていたりしらけているのがわかると止めてくれる。そして違う話をしてくれるが、義母はだめなのだ。
まず、空気が読めない。相手がどんな顔をしているか気づかずにべらべらと喋り続けるのである。自分が楽しいから、相手も楽しいだろうと思い込んでいる。そして、世間話だけではなく大事な話をしているときでさえ、威張れるポイントがあると無理やりそっちに話をもっていってしまうのだ。話を戻そうとしても無駄である、自分が楽しい話をしているのになんて失礼な人なのだろうという顔をして、まだ続けようとするのである。
豆男さんや親戚のおばさんは要領を得ているもので、話の重要そうな単語だけしか聞いていない。適当に相槌を打って重要単語になると聞き返すという方法で苦痛な長話を聞いているのだ。
ところが、私はそれが出来ないのだ。実の親ならやっているかもしれないけれど、やはり遠慮や気兼ねがあるのである。
どうして、威張る話が多いのか気になったので考えてみた。どうも、自分の家の方が上の立場でありたいという意識が強いようだ。私は、どちらの家も、さらっとそれなりの距離を置いて付き合いたいタイプなのでそれが気に入らないらしい。
「まぁ、すばらしいですわ」「やはり鳩賀家は違いますわね」とか言ってヨイショしてもらいたいらしい。けれど、それをしないので、自分たちが認められていないと思って、その反動でウチを見下す発言を繰り返して、威張る話をして認めてもらいたいのかもしれない。でも、逆効果になっている。
ヨイショしたり取り入ったりすることが苦手なので、私の性格を変えるわけにはいかないため、難しい。それに、義父はともかく義母のほめるところを探したけれど……。


